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裏ワザ!キレイに折れるラミネート加工!商社が伝授─手順&解説

2022.06.02
コラム・知識
商社直伝。ラミネート加工物をキレイに本のように折る方法のアイキャッチ

『ラミネートしたものがキレイに折れない。』
お悩みですか?

『ラミネートするメニューを本のように折りたい。キレイに折る方法を知りたい』あなたへ。

当記事では
ご自宅やお店の少部数ラミネート加工物を
誰でもキレイに折れる「透明マチ法」をご説明しています。

実践すると、こんなラミネート加工物が作れます。

ラミネート加工物を透明マチにして折った4冊
ラミネート加工したものを2ヶ所で折った出来上がり図

マチありの、本のような形に折り曲げられますよ。

こんにちわ。ラミネート商社歴45年の㈱稲進(いなしん)です。

『ラミして折ってみたら、ダブついて不格好』になって困っていませんか?

ラミネートして折ったら折り目がぐずぐずに汚くダブついた写真

「ふつうに」ラミネートしただけでは、キレイに折れません。

ダブつかない裏ワザをご紹介します。

裏テク!折り部分をラミネートフィルムのマチにする

早い話、折る所を「ラミネートフィルムだけの透明なマチ」にすればスッキリ折れます。

「マチ」をつくるように2本スジで折って「本のような形」に。

透明のマチを作った図

なぜ透明マチにする?
折り目がダブつく原因は、挟んでいる紙の繊維がひび割れ(紙割れ)するから。

ならば、そこだけ紙を除いておけばよいのです。

【ざっくり手順図解】

まず折りたい箇所で原稿を4mmほどカット。

ラミネート加工物を本のように折る方法。1.折りたいところで原稿の間隔を空けてカットしておく。2.削った分離してフィルムに挟む(5mm以内推奨)
3.ラミネートをかけているイラスト

ラミネート後…

透明部分を「マチ」にして、折ります。

4.マチのところでラミネート加工物を折る

↓もっと詳しく知りたい方は、もっと読んでいきましょう。

【写真】手順&解説!ラミネート加工物を手動でキレイに折る方法

ここからは写真で細かく説明します。

テスト条件

  • ラミネートフィルム厚:100μ
  • ラミネートフィルムサイズ:A4(216×303mm)
  • 使用ラミネーター:ホームユース卓上小型(PIXTER SP2302)
  • 用紙:コピー用紙
  • 紙厚 :約90μm(0.09mm) 
  • 紙坪量 : 約68g/m2
  • 印刷:カラーレーザー出力(DocuCentre-Ⅶ C3373)

手順詳細①原稿をマチの部分でカット

原稿を折りたいところで、マチの分だけカットします。

原稿の真ん中でマチ分4mmカットした写真

空けすぎはNG
紙と紙の間隔(透明部分)が広すぎると、ラミネートした際、気泡になってしまいます。間隔幅は5mm以内を推奨します。

手順詳細②ラミネートフィルムにはさむ

左右を離してラミネートフィルムに挟みます。
マチ分の細い紙は捨てます。

真ん中のマチ分カットした原稿をラミネートフィルムにはさんだ写真

【注意点】
マチ用の捨てる所に大事な絵柄や文字は入れないよう、デザインしましょう。

手順詳細③ラミネーターに通す

ラミネーターを温め、通します。

ラミネーターに通した写真

手順詳細④マチのセンターにスジを入れる

透明マチの真ん中に、カッターでスジを薄く入れます。
この一手間で、折り目に力が伝わりやすくなります。

透明マチの中央にカッターで薄くスジを入れるイラスト
深く切り過ぎたらダメですよ

おすすめスジ入れポイント
折り位置ジャスト(紙のエッジ)にスジを入れるのではなく、真ん中に1本だけ入れたほうが、折りやすいです。

手順詳細⑤折る【完成】

何回か手でゴシゴシして、ならしていきましょう。

高温注意
ラミネート直後は熱いです。素手でやると摩擦でさらに熱くなります。ハンカチなど布を使って押さえつけましょう。

メリット:閉じてフラットになる

透明マチ法のメリットは、ほぼフラットに閉じていられることです。

かたや「普通にラミネートして普通に折っただけ」だと、重しをどれだけ乗せてもパッカーンと開いてしまいます。

ラミネートして折ったときの開き具合の比較写真。透明のマチを付けたほうが平坦

閉じているので重ねて置けます。

透明マチ法でラミネート加工した4冊

注意点:濃い色は折り目で剥がれやすい

デザイン上の注意点があります。

折りめ付近の濃色は、ラミネートの剥離が際立ちます。

濃い紺色の印刷物をラミネートして波状に剥離した

↓濃い/薄いで比較した写真をご覧ください。

色の濃度による剥離具合の比較写真

中間色でもわりと剥離してしまいます。

結論
折り目付近に濃色〜中間色も避けましょう。
無難な色→ほぼ白。一択です。

剥離の理由:ラミネートとインク(トナー)は相性が悪く、折りの圧が加わると剥離します。
トナーの塗布量が多いほど剥離リスクが高まります。

手作業の難点:部数が多い場合の手間が膨大

2〜3部程度ならたいした手間ではありません。
が、部数がかさむと面倒ですね。カットして離して並べて、ラミネートして、折って…。

稲進の加工センターには強い味方がいます。
ゴツい「スジ押し機」です!

スジ押し機
スジ押し機

がっつり強力にスジ押しして、ダブつくことなく折れるんです!

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※スジ押し機を使っても、濃色の剥離リスクはあります。

大量のスジ押し加工は稲進におまかせください

ご自身で大量ラミネート加工する時間は取れない!本業に集中したい!…という方は、ぜひ私どもラミネート商社の稲進にご依頼ください。
原稿を分離することなくスジ押し、ご希望により折り加工までご提供できます。

印刷〜各種加工〜納品までトータルでも承ります。

↓お電話の場合は「ブログを見た」と
添えて頂けるとスムーズです。

【こんなお悩みありませんか?】「紙に合わせてフィルムを大量に切るの面倒くさい」「A4やB4用フィルムだとサイズが合わない。余りが出る」「単純作業を減らして早く帰りたい」お仕事で大量にラミネート作業をし...

さいごに:ラミネート加工物を手作業でキレイに折る方法まとめ

今回は手作業で折る方法をご紹介しました。
おさらいしましょう。

【手作業版】折り目がグズグズにならない方法
コツ:折るところをラミネートフィルムだけの透明のマチにする
手順①折りたいところで原稿を2〜4mmほどカットしておく。
手順②削ったぶん間隔を空けラミネートフィルムにはさむ。
手順③ラミネーターに通す。
手順④間隔のセンターに弱くスジを入れる。
手順⑤マチのように2ヶ所で折る。

あなたの手作りの参考になりましたでしょうか?

以上、ラミネート商社歴45年を誇る㈱稲進(いなしん)がお送りしました。

稲進取り扱いのラミネーター各種はこちらをご覧ください

※各機種に添付の取扱説明書をご確認下さい。
※当記事はあくまで一般的に考えうる対応を記載したものとなります。お手持ちの機種の仕様、及びご使用状況により対応は異なります。記事内容の実施についてはご自身の責任にてお願いいたします。