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ラミネーター選び方講座!ローラー本数比較←加工品質、スピード、価格の最大要因

2022.03.15
コラム・知識
ラミネーター選び方講座ローラー本数の比較。加工品質、スピード、価格。ラミネート商社中の人が解説。ピクスター、クリビア、LPD3226N

「ラミネーターってどう選べばいいの?」「違いが分からない!」
悩みますよね?

こんにちわ。ラミネート商社の稲進(いなしん)です。

店舗や運営本部で「POPは自分たちで作ろう」というお客様が年々増えています。内製化ですね。

POP制作に欠かせないのがラミネーター。

でも「どう選んだらいいのか分からない」そもそも「ラミネーターなんてどれも同じに見えるが?」と疑問になりますよね?(筆者も業界に入る前は思ってました)

これが…意外と違うんです。
卓上型だけでも、家庭向け、ビジネスユース、大量加工の業務用とでかなり性能差があります。

性能差を生む根本的なポイント

……何だと思いますか?

ローラーの本数です。

あっという間に答えを言っちゃいましたが。

今回は、ラミネーター選びの「考え方」のステップをお伝えします。
特に「ローラー本数のちがいで何が変わるのか」詳しくお話していきます。

-記事の内容-
ラミネーター選びの3つの基本
・ローラー数が多い方が高性能(高価格)

ラミネーター選び3ステップ(最大要因はローラー本数)

選ぶ際にまずどこに着目するか。
ステップ1〜3を図にしました↓

ラミネーターの選び方3ステップ
step1ローラ本数、step2ラミネートできるサイズ、step3付加機能

第一に、ローラー本数をチェックしてください。
パッケージに本数の記載があったり、インターネットでお探しの場合は商品スペック欄に記述があるかと思います。

ローラー数の多い方が、キレイで速く、仕上がりの安定したラミネーター(その分、価格アップ)です。

第二に、ラミネートしたいもののサイズ。
カードぐらいの小物を作りたいのか、A3程度のミニポスターのようなものも想定しているのか。いかがでしょうか。

第三に、付加機能。
ローラー本数が多くなるにつれ、付加価値機能が増えます。
処理スピードがアップ。細かい調節機能がつく。

あとは…ご予算ですね。

基本、ローラー数が多い方が、高スペックで価格も上がります。

※大まかな考え方となります。性能差・価格差を分ける細かい特徴は他にもあります。

3つの視点を詳しくみていきましょう。

step1)ローラー本数─なぜ重要か─ラミネーターの仕組み

この章では、第一の選定ポイント「ローラー本数」を深く理解したいお客様むけにご説明します。

ラミネーターの仕組みは
加工したい物を上下のローラーで送りながら加熱圧着しています。

ラミネーターの仕組みは
結局「ローラーが主体」と言えます。

本数は、簡易型が少なく、2本<4本<6本の機種までが存在。(8本〜はありません。)

多くなるにつれ上位の機種になります。

ローラーにも役割分担があります。

  • ①ヒートローラー上下(加熱)
  • ②プルローラー上下(再圧着)

  ①で加熱した直後に②で再び圧着し、フィルムをより平坦にします。

…と、ここで!ローラーの本数による違いが生まれます。

【ローラー本数で生まれる違い】
「①+②の機種」と「①だけの機種」とがあります。
①だけの機種は、最低限のローラーに2つの仕事を担わせることで、低価格を実現したもの。
①加熱+②再圧着と分担させればいい仕事を、①だけに担わせている。だから弱い(=お安い)のです。

ラミネーター2本ローラー、4本ローラ、6本ローラーの役割

6本型は、最も仕上がりが美しいタイプ。加熱を2段階で通すことで、よりまんべんなく熱が行き渡ります。加えて3段階めの再圧着「追いならし」で波打ちを防止!
ちなみに稲進の加工センターは6本型卓上ラミネーターを使っています。

※機種により、ヒート→プル→ヒート型もあります。

ローラー本数が増えるに従い、本体も大きくなっていきます。

ローラー本数別:ラミネーター機種の具体例

稲進がご提供するラミネーター機種ですと下記になります。

ラミネーターのローラ本数と機種比較(用途例と価格帯)
※記事公開時点の情報となります

ラミネーター一覧(稲進取り扱い)

ローラー本数の多い/少ないによって変わること

本数で影響するポイントを表にしました。

比較項目ローラー【少】ローラー【多】
ラミネート速度
熱の伝わりムラになりがち行き渡る
クオリティ1白っぽくなりやすい透明度が高く仕上がる
クオリティ2波打ちやすい波打ちづらい
加工できる厚さ薄物のみ厚物も可
本体の重さ
価格

お電話の場合は「ブログを見た」と
お伝え頂けるとありがたいです。

step2)ラミネートしたいサイズ

ラミネートPOPの最大サイズが、A4に収まるか、あるいはそれ以上のA3大のPOPを作る予定があるかどうか。
A4機でA3のラミネートは掛けられません。
大は小を兼ねるので、余裕をみてA3機を購入することもお考えください。同機種なら当然A3機の方が少しお高くなります。

step3)付加機能の比較チェックポイント

機能面の比較ポイントは下記となります。

  • ✔ウォームアップ(電源ONからスタンバイまでの)にかかる時間
  • ✔ラミネート速度(機械を通過するスピード)調節の細かさ
  • ✔温度調節の細かさ
  • ✔加工フィルム厚のキャパの広さ
  • ✔リバース機能(巻き込みそうになったフィルムを止める装置)のレベル
  • ✔オートオフ機能の有無

基本的な方向として…

ローラー数が多い高価格になるにつれ、【高速】【巻込み防止機能充実】
何より「温度・速度をその時の状況に合わせて微調整できる」という方向で優れたものになっていきます。

高価格ラミネーターの長所・短所

高価格帯の機種について長所と短所をお伝えします。

長所としてユーザーが温度や速度を微調節できることは利点です。ただ、そのぶん経験やコツを積み上げる必要があるともいえます。(大丈夫です。慣れていけます。厚み・温度・速度のマッチングだけです。)

以上のチェックポイントを踏まえた上で、ここからは2本/4本/6本機種の差を、具体的機種名をあげてご説明していきますね。

[2本ローラー・ラミネーター]PIXTER SP2302、SP3202特徴

POPの数が月産数十枚レベルというライトユーザーさんへオススメ。
通称ピクスター。入門モデルでとっつきやすい子です。
名刺・プライスカード、ハガキ大〜A4までの小物POPに適しています。

↑クリックで拡大画像が開きます

操作はカンタン(=微調整はできない)

2本型:PIXTER SP2302、SP3202
ウォームアップ時間5〜7分
ラミネート速度60秒(A4)
温度調節機能2段階
加工可能サイズA4まで(SP2302)/A3まで(SP3202)
適用フィルム厚〜150μ
リバース機能なし
ヒーターオートオフ機能あり
価格7千円前後(A4機)
1万円前後(A3機)

<スペック詳細>カタログ:PIXTER SP2302(A4機)、SP3202(A3機)

[4本ローラー・ラミネーター]CLIVIA LPD3223特徴

POP多めの個店にはこちらがオススメです。
通称クリビア。クオリティと価格とがバランスした、お手頃な子です。

↑クリックで拡大画像が開きます
項目4本型:CLIVIA LPD3223
ウォームアップ時間5〜10分
ラミネート速度42秒(A4)
温度調節機能4段階
速度調節機能なし
加工可能サイズA3まで
適用フィルム厚〜150μ
リバース機能あり
ヒーターオートオフ機能あり
価格2万円前後

<スペック詳細>カタログ:CLIVIA LPD3223

[6本ローラー・ラミネーター]LPD3226N特徴

大量のラミネート加工はおまかせ!
POPの種類も店舗数も多い企業様へはこちらがオススメ。

↑クリックで拡大画像が開きます

外見の特徴は「質実剛健!」丸みや愛想のない、いかにも業務用なデザイン。
見ため通り、はかどる!頼れる!強力ラミネーター。

厚みや原稿サイズに合わせて数値で微調整できるのが魅力。ただ、ご自身で速度・温度を管理する必要があり、コツも必要になります。(プリセット機能、メモリー機能、データ設定機能あり)

6本型:LPD3226N
ウォームアップ時間1〜3分
ラミネート・スピード最速9秒(A4)
温度調節機能デジタルで細かい温度調節
速度調節機能デジタルで細かい速度調節
加工可能サイズA3まで
適用フィルム厚〜350μ
リバース機能あり
ヒーターオートオフ機能あり
価格10万円前後

<スペック詳細>カタログ:LPD3226N

3機種を並べてみました。

ラミネーターのローラ本数と3機種比較

業務用大型ラミネート機、全自動ラミネート機

大判や長尺のロール式ラミネート(据え置き型)も各種とりそろえております。

>ロール式ラミネーターFUJIPLA LPP6512N

>ロール式ラミネーターFUJIPLA LPP1112

全自動でコピー機感覚でラミネートしてくれる機械もあります。

>全自動ラミネーター「FUJIPLA ALM3230」

さいごに:使用シーンに合ったラミネーターをご提案します

選ぶポイントが伝わりましたでしょうか。

ラミネーター選びがまだ不安なお客様は、「ラミネーターを買いたい。どんなのを選んだらいいか」とお気軽にご相談ください。

お電話の場合は「ブログを見た」と
お伝え頂けるとありがたいです。

稲進取り扱いのホームオフィス・ラミネーター一覧

以上、ラミネート商社の稲進(いなしん)がお送りしました。

※記事の内容は発表時の情報です。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。